痛風 その1
痛風 その1 (Ⅰ)なぜ起こる? 痛風は、血液中の「尿酸」という物質が過剰に増える病気です。 尿酸が結晶化することで引き起こされるのが、痛風発作です。 尿酸とは、「プリン体」という細胞の核に含まれる「核酸」の一種が肝臓で代謝されてできる物質で、最終的には腎臓でこし取ら...
痛風 その2
痛風 その2 【痛風発作の仕組みと特徴】 ①関節に結晶がたまる…血液中に溶け切れなくなった尿酸がたまると、結晶化し関節の表面にたまります。 ②はがれ落ちた結晶を白血球が取り込む…何らかのきっかけで関節液内に結晶がはがれ落ちます。...
痛風 その3
痛風 その3 (Ⅱ)こんな人は要注意 痛風になりやすい人には、次のような特徴があります。 ⇒男性…患者さんの約98%は男性で、女性はごく少数です。女性ホルモンに尿酸の排泄を促す働きがあるからだと考えられています。 ⇒肥満…血液中の尿酸値は肥満の程度(BMI)と正比例します。...