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  • 執筆者の写真kampo shinsendo

鼻みず・鼻汁 その7

【反復性・慢性の鼻みず・鼻汁】


③熱飲


飲食の不摂生や慢性病などで脾胃のを動かすエネルギーが不足したため水飲が形成され、その水飲が蓄積して化熱し熱飲となり、その熱飲が外部からの刺激によってひき動かされ、鼻からあふれ出た病態であり、陽気不足がそれほど甚だしくない場合に現れます。



症状は、気温や気候の変動にともなってやや粘調な鼻みずが排出し、強い鼻づまり・くしゃみ・目の充血・のぼせ・舌質が紅・脈が速い等がみられます。



治法は、熱を冷ますとともに飲邪を尿として除く《清熱利水》を行います。



処方は、越婢加朮湯

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