【反復性・慢性の鼻みず・鼻汁】
③熱飲
飲食の不摂生や慢性病などで脾胃のを動かすエネルギーが不足したため水飲が形成され、その水飲が蓄積して化熱し熱飲となり、その熱飲が外部からの刺激によってひき動かされ、鼻からあふれ出た病態であり、陽気不足がそれほど甚だしくない場合に現れます。
症状は、気温や気候の変動にともなってやや粘調な鼻みずが排出し、強い鼻づまり・くしゃみ・目の充血・のぼせ・舌質が紅・脈が速い等がみられます。
治法は、熱を冷ますとともに飲邪を尿として除く《清熱利水》を行います。
処方は、越婢加朮湯。
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