がん その14
よく使われる抗がん剤 その3
タキソテール(一般名 ドセタキセル) その2
主な副作用は、脱毛、食欲不振、全身倦怠感。全身倦怠感は、患者さんに聞きますと、いいあらわしようのない全身倦怠感が強く出ることがあるようです。
また体液がたまりやすく、浮腫や肺水腫、胸水、心タンポナーデ(心膜くうへの体液の貯留)などのおそれもあります。
タキソテールやタキソールは、骨髄抑制が少ない薬といわれています。
一般に抗がん剤は投与量が多くなればなるほど骨髄抑制が現れます。
しかし、これらの薬は毎週投与しても骨髄抑制は少ないとされています。
好中球が1000以下、白血球全体の数が2000以下になっている場合は要注意です。
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