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執筆者の写真kampo shinsendo

がん その16 抗がん剤コラム その2

がん その16



抗がん剤コラム その2


骨髄異形成症候群 その1



 体の中には染色体がありますが、染色体の中で5番、7番、8番の染色体に異常をきたしていることがあり、その異常をもった方が30%くらいの頻度で白血病になることから、骨髄異形成症候群は以前「前白血病状態」といわれていました。


 現在ではインターフェロンの反応性に関する遺伝子の異常や、がんの抑制遺伝子で有名なp53という遺伝子に異常があって、骨髄異形成症候群をきたしていることが多くなっています。

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