top of page

がん その1 ガンの診断 その1

執筆者の写真: kampo shinsendokampo shinsendo

がん その1


がんの診断 その1



 癌の診断には、がんを臨床的に診断できる前がん病変があり、さらに早期がん、進行がん(浸潤期・遠隔転移期)へと進んでいきます。


 これらを確実に診断するには病理検査が必要です。


 それにより


 子宮では異型上皮癌なのか扁平上皮癌なのか?


 胃では、腺ガンなのかリンパ腫なのか?


 肺では、小細胞ガンなのか腺ガンなのか?


 これを 質的診断と呼びます。


 一方 内視鏡や放射線、MRI診断、超音波診断などは、どの部位に異常があるかを見つけるものです。


 これを 部位診断と呼びます。

最新記事

すべて表示

がん その2 ガンの診断 その2

がん その2  ガンの診断 その2  ガンの広がりについては、国際的なTNM分類があります。  Tは、原発部の腫瘍の大きさや浸潤程度。  Nは、リンパ節転移の有無。  Mは、他の実質臓器への転移の有無。  これらに従って、治療方針の決定や予後の予測が可能になってきます。...

がん その3 ガンの診断 その3

がん その3  ガンの診断 その3 (2)進行がんの治療  その進行の程度に従って、  ①手術や放射線療法などの局所療法だけで完治するもの。  ②薬物療法やこれらの治療法を併用した集学的治療を行うことにより治癒率を高めるもの。...

がん その4 ガンとストレスの関係 その1

がん その4 ガンとストレスの関係 その1  私たち人間は、自律神経系が興奮し交感神経が優位となった状態、心理の側面からみるなら心理的ストレスが高い状態においては、自律神経系からの刺激・指令を受けた内分泌系(ホルモン系)においては“臨戦態勢系ホルモン”の分泌が促されます。...

bottom of page