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がん その5 ガンとストレスの関係 その2

執筆者の写真: kampo shinsendokampo shinsendo

がん その5 



ガンとストレスの関係 その2


 アドレナリンを盛んに分泌している体では、急場をしのぐための臨戦態勢が優先され、健康を維持するために不可欠なメンテナンスや休養は後回しにされます。


 ガン自体を免疫にしぼっていうなら、アドレナリンの存在量が多い体内では、免疫系においてガン細胞の増殖を助長する結果になる副腎皮質ホルモンやIL-4、6、10といったサイトカインの産生が促されてしまい、他方ではガン細胞の増殖を抑制する上で重要なIL-12、IFN-γ、etc…の産生が滞ってしまうのです。

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