top of page
  • 執筆者の写真kampo shinsendo

がん その9 抗がん剤の効きやすい癌、効きにくい癌 その1

がん その9



抗がん剤の効きやすい癌、効きにくい癌 その1



 成人の急性骨髄性白血病や小児の急性リンパ性白血病では、80%の症例で正常と区別のつかない寛解の状態まで回復します。


 また、成人の急性リンパ性白血病では50%の有効率であるほか、最近では神経芽細胞腫や固形腫瘍などの一部の癌で抗がん剤が有効であることがわかってきました。


 一方、小細胞肺癌などの肺癌や、腺癌の中でも転移する大腸がん、胃がん、食道がん、小腸がんなどでは、抗がん剤がほとんど効きません。

最新記事

すべて表示

がん その1 ガンの診断 その1

がん その1 がんの診断 その1  癌の診断には、がんを臨床的に診断できる前がん病変があり、さらに早期がん、進行がん(浸潤期・遠隔転移期)へと進んでいきます。  これらを確実に診断するには病理検査が必要です。  それにより  子宮では異型上皮癌なのか扁平上皮癌なのか?...

がん その2 ガンの診断 その2

がん その2  ガンの診断 その2  ガンの広がりについては、国際的なTNM分類があります。  Tは、原発部の腫瘍の大きさや浸潤程度。  Nは、リンパ節転移の有無。  Mは、他の実質臓器への転移の有無。  これらに従って、治療方針の決定や予後の予測が可能になってきます。...

がん その3 ガンの診断 その3

がん その3  ガンの診断 その3 (2)進行がんの治療  その進行の程度に従って、  ①手術や放射線療法などの局所療法だけで完治するもの。  ②薬物療法やこれらの治療法を併用した集学的治療を行うことにより治癒率を高めるもの。...

Комментарии


bottom of page