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執筆者の写真kampo shinsendo

こころの病 その14

こころの病 その14



心の栄養が不足している場合



 心血虚では、持続歳の動悸、驚きやすい、イライラや不安感が強い、寝つきが悪い、夢をよく見る、忘れっぽくなる、めまい、顔が蒼白、舌の色が淡白で細く、歯痕がハッキリせず乾燥ぎみ、脈が細くゆるやかになる、といった症状が現れます。



 治療は「人参養栄湯」や「八珍湯」で行うといいでしょう。



 しかし、単純な血虚より気血両虚で発病することが多いので、帰脾湯や加味帰脾湯を使うことのほうがよく見られます。

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