kampo shinsendo9月26日こころの病 最終回こころの病 最終回心の陰液が不足している場合 もともと陰虚の素質がある人が、いつまでも思い悩んだり、強い悲しみや心配ごとがあると、心陰とともに肝や腎の陰血や陰精も損傷されます。 このような心陰虚の人は、相対的に余った陽熱(心火)の勢いが激しくなるため、イライラや不安感、焦躁感が強い、のぼせ、激しいどうき、微熱、寝汗、顔面の紅潮、不眠、夢をよく見る、口乾、舌が紅く苔が少ない、脈が細く脈拍数が多い、といった症状を強く訴えます。 このような場合は、「黄連阿膠湯」や「天王補心丹」などで治療します。
こころの病 最終回心の陰液が不足している場合 もともと陰虚の素質がある人が、いつまでも思い悩んだり、強い悲しみや心配ごとがあると、心陰とともに肝や腎の陰血や陰精も損傷されます。 このような心陰虚の人は、相対的に余った陽熱(心火)の勢いが激しくなるため、イライラや不安感、焦躁感が強い、のぼせ、激しいどうき、微熱、寝汗、顔面の紅潮、不眠、夢をよく見る、口乾、舌が紅く苔が少ない、脈が細く脈拍数が多い、といった症状を強く訴えます。 このような場合は、「黄連阿膠湯」や「天王補心丹」などで治療します。
心のやまい その1こころの病 その1 こころとからだ――中医学の考え方 五臓のネットワークがこころとからだの健康を支える 中医学では、こころとからだは一体のものであり、したがって、こころに異常が起こると、必ずからだに影響が及び、からだに異常が起こると、必ずこころに影響が及ぶと考えます。...
こころの病 その2こころの病 その2 本能と理性のバランスによってこころの活動が正常に行われる 中医学では、こころやからだの活動を総称して「神(心神)」といいます。 神は、表情や動作、態度や言語として表現されます。 神には「魄」と「魂」という二つの面があります。...
こころの病 その3こころの病 その3 感情を表現することによって臓腑の生理機能が正常に戻る 感情には「喜」「怒」「憂」「思」「悲」「恐」「驚」の七つがあります。 これを「七情」といいますが、このうち、心と喜、肝と怒、肺と悲、脾と思、腎と恐のように、特に五臓と関係の深いものを「五志」とい...
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