【中医学から見た膀胱炎】
中医学では、膀胱炎は「湿熱の邪」が暴行に侵入して起こると考えます。
そのため、湿熱の邪を取り除くことが治療の基本となります。
しかし、治療後も症状が残ってしまったり、膀胱炎をくり返す場合には、単に外からの邪だけの問題ではなく、からだの側に何らかの問題があると考えます。
具体的な問題点としては、
①脾胃に湿熱があり、外部の湿熱を受け入れやすくなっている。
②ストレスによって肝に熱が発生し、膀胱に影響をあたえている。
③心に熱が発生して、膀胱に影響をあたえている。
④排尿をコントロールする腎の機能が低下している。
などなど色々なことが考えられます。
この場合には、からだのどこに問題が起こっているかを見極め、失調している機能を回復することによって、膀胱炎の再発を防ぎます。
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