反復する膀胱炎の治療と予防 その②
ストレスが原因で、肝に湿熱が生まれる
ストレスや情緒不安定が原因となって、体内に湿熱が生まれることもあります。
この場合、ストレスが強い時に膀胱炎になりやすいのが特徴です。
治療は、精神情緒をコントロールしている肝の働きを正常に戻すことが中心になります。
膀胱炎をくり返す、イライラしやすい、怒りっぽいという症状に加え、目が充血する、口が苦い、舌が紅く黄色い苔があるといった熱性の症状があるようなら、ふだんから竜胆寫肝湯を服用するとよいでしょう。
また、熱性の症状よりイライラや情緒不安定が主である場合には、肝の働きを正常に戻す加味逍遥散などを予防薬として用います。
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