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執筆者の写真kampo shinsendo

アトピー性皮膚炎 その13

アトピー性皮膚炎 その13


成人になると病気がますます複雑になる


 成人するころになると、熱を帯びた不要な水分の力が強くなって、からだの一番深いところに入り込んでしまいます。


 特に熱の症状が強くなった場合には、「竜胆瀉肝湯」や「五淋散」あるいは消風散などで激しい症状をおさえます。


 そのあとで、血を補い風を除く「当帰飲子」や、水液を補いながら不要な水分を取り除く「六未丸」などを使う必要があります。


 以上が、不要な水分と熱が結びついた病因によって起こる「湿熱型」のアトピー性皮膚炎です。

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