アトピー性皮膚炎 その18(最終回)
冷えによって起こるアトピー性皮膚炎もある
生まれつきエネルギーが不足している人は、栄養代謝のレベルが低いので、からだに必要な熱の量が慢性的に不足し、からだが冷えた状態になっています。
そのために生まれた不要な水液が「冷え」(寒)と結びついたものが原因となって、発疹あるいは水疱が起こります。
発疹の数は少なく、掻くと透明な水液がにじみます。
病気が長びきやすく、時間とともに熱が加わってきます。
これに風が結びつくとアトピー性皮膚炎が起こります。
熱よりも不要な水分の力が強いので、治療は不要な水分を取り除く「胃苓湯」や「茵蔯五苓散」を使って行います。
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