アトピー性皮膚炎 その７
アトピー性皮膚炎発病のメカニズムアトピー性皮膚炎は
二つのタイプに分けられる
アトピー性皮膚炎の症状は、複雑で多種多様です。
しかし、年齢や症状の特徴などによって、「湿熱型」と「内燥型」という二つのタイプに、大きく分けることができます。
アトピー性皮膚炎にかかりやすいのは胃腸の弱い乳児 生まれつき消化吸収力や栄養の代謝が弱い場合、乳児のからだは、防衛機能と血液の調和が乱れた状態になっており、からだの中に不要な水分や熱が生まれやすくなっています。
からだがこのような状態のときに、外から侵入した風に、不要な水分あるいは熱が結びついたものが原因となって起こるのが、乳児のアトピー性皮膚炎です。
油(油脂)の摂取に注意 ◆アレルギー体質を作るリノール酸 アトピー性皮膚炎の方の食事で注意すべきポイントはずばり油(油脂)の摂取です。 特に最近まで「体に良い」と評判だった紅花油はアトピー性皮膚炎に悪影響を及ぼす可能性があることが分かりました。...
◆日本人の食事はリノール酸過剰 調査によると、40年ほど前の日本人が摂取していたリノール酸の量は、１日平均５～６グラムだったそうです。 ところが時代とともに食生活の欧米化が進んだ結果、現在では１４グラムに跳ね上がっています。...
◆α―リノレン酸が体質を改善する リノール酸がアレルギーを引き起こすメカニズムを説明します。 ダニやカビなどの抗原(アレルゲン)が体内に侵入すると、IgE抗体と結びつき、無毒化してから肥満細胞につきます。 この時ヒスタミンやロイコトリエンなど、アレルギー反応を起こす物質...
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