『夏の上手な過ごし方』 その2
【冷房病を防ぐためには】
外で長時間過ごす人なら、暑さ対策だけを考えればいいのですが、今日本では、真夏でも冷房の効いた部屋で、寒さに震えながら過ごすという人も多いようです。
夏はある程度汗をかくのが自然なのに、あまり汗をかかないでいると、どうしても気のめぐりが悪くなりがちです。
その上、冷房の効いた部屋と炎天下を往復するために、血管は常に収縮と拡張を強いられ、血の巡りも悪くなってしまいます。
こうして現代版夏バテともいえる冷房病になって、秋までからだの不調を引きずってしまう人も多いのです。
では、どんなふうに過ごせば冷房病を防ぐことができるのでしょうか。
まず、心がけてほしいのは、冷房による冷えから身を守ることです。
家で冷房を使うときには設定温度を高めにし、外気温との差をできるだけ小さくします。
自然のリズムにからだをなじませるためには、ちょっと汗ばむくらいの温度がベストです。
電車やお店、会社など、冷房が効いた場所では、衣服で調節ができるよう、バッグの中に一枚、上着などをしのばせておくとよいでしょう。
【西洋人参茶】
薬用人参の一種。からだに潤いを与え、熱を冷ます、新陳代謝を活発にして免疫機能を高めるなどの作用があり、夏バテの予防や滋養強壮剤として用いられています。
この『西洋人参茶』は顆粒状になって、とても飲みやすくなっています。
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