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執筆者の写真kampo shinsendo

子宝の知恵 妊娠しやすい体質をつくるための食養生 その16

妊娠しやすい体質をつくるための食養生



 妊娠しやすい体質作りにおいて、食養生は大変重要です。



以下の5つの原則を守ると妊娠しやすい体質になっていきます。



①朝食は軽くすること。(おろしたてニンジンジュースなど)


②和食を中心として、特に夕食はよく噛んでゆっくり食べること。


③肉や卵、乳製品などの動物性食品は食事全体の2割以下にすること。


④陰性食(冷やす食べ物)を減らして陽性食(温める食べ物)を多く摂ること。


⑤主食は未精白の穀物とすること。



※体を冷やす陰性食はひかえるようにしてください。


 生もの、冷たいもの、お茶、コーヒー、牛乳、ビール、ウィスキー、白砂糖、クリーム、バター、肉の脂身、生 野菜サラダ、南国の果物など。



※体を温める陽性食を中心に食べてください。


 根菜類(ニンジン、ゴボウ、ヤマイモ、レンコン、かぼちゃなど)


 発酵食品(納豆、味噌、しょうゆ、梅干し、お漬物など)


 黒い物(黒ゴマ、黒豆、ひじき、ワカメ、コンブ、のりなど)


 薬味(生姜、ねぎ、玉ねぎ、にんにくなど)



※生の物、冷たい物の摂りすぎは気をつけましょう。


 油物、極端に辛い物、白砂糖、化学調味料も摂りすぎは禁物です。


 主食は玄米、胚芽米、雑穀などにして、豆、芋、野菜、魚をバランスよく摂り、肉や卵、ファーストフード などは減らしましょう。


 飲み物は体を温める紅茶にしょうがの絞り汁を入れて黒砂糖で味付けした「しょうが紅茶」をお勧めします。



※上記の基本を守った上で、女性はエストロゲンの分泌を促進する作用のある大豆製品(味噌汁、納豆、おから、ゆば、煮豆、大豆スープなど)と暖色で血液を養うニンジン、プルーン、のり、黒ゴマ、しょうが紅茶などを多くとりましょう。


一方男性は根菜類(根っこは下半身を強化する)黒いもの、粘るものを多く摂りましょう。


例えば、ニンジン、ゴボウ、レンコン、ヤマイモ、黒ゴマ、黒豆などがあります。



資料提供:日本中医薬研究会

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