慢性疲労 その5
周囲の理解と肉体と精神の安静を
日常生活もままならなくなるので、職場や学校で、病気への理解が必要です。
特に「第二のエイズ」などと不治の病や伝染病のように誤解されがちでしたが、医学的根拠はまったくありません。
安静にするためには、家庭の理解が大切です。
感情の不安定や気分の落ち込みは、家庭環境を容易に悪化させてしまいます。
家庭の理解だけで症状の改善が見られたり、抑うつ状態も投薬なしで自然に改善することも多くあります。
「治りにくい病気ですが、決してあきらめることはありません。
正しい知識の理解のもとで、初めて治療が効果をあげます」と内科医は、患者、家庭、社会の理解が、時間のかかる病気の改善を支えていると話してくれました。
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