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執筆者の写真kampo shinsendo

更年期障害と中医学 その3

【双料参茸丸や参茸補血丸・鹿茸大補湯に婦宝当帰膠の組み合わせを】



血の不足と滞りを解消する補血の生薬としては、当帰や地黄、芍薬などが知られています。



とりわけ当帰は血を補うと同時に、血のめぐりを改善し、痛みを止め、体調を整える滋養の上品として、女性に欠かせない生薬といえます。



漢方薬の「婦宝当帰膠」は当帰を軸に、地黄や芍薬などを配合した代表的な補血漢方薬です。



更年期障害を克服するには、双料参茸丸や参茸補血丸・鹿茸大補湯などの補腎薬に、婦宝当帰膠などの補血薬を組み合わせて服用するのがベストの選択です。



現代医学のホルモン補充療法などがあまり効かなかったときは、こうした中医学に基づく漢方薬を用いるのもいいかもしれません。

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