気管支喘息 その11
さまざまなことが気管支喘息の引き金になる
からだに飲や痰などの病根がひそんでいるときに、気候の異常な変化の影響を受けてかぜをひいたり、生ものや冷たいものの食べすぎや飲みすぎ、辛いものや油っこいものの食べすぎで胃に負担をかけたり、感情の急変や過労などによって内臓の機能が乱れると、からだの抵抗力が低下して、ひそんでいた病根が動きだします。
病根は「水の通り道」を通って肺にあふれ、肺の働きを妨げます(肺失宣降)。
こうして気管支喘息の発作が起こります。
最も引き金になりやすいのは熱(風熱感冒)と寒さ(風寒感冒)です。
熱は痰を刺激し、寒さは飲を刺激して、正常なからだの働きを障害しやすい傾向があります。
次いで引き金になりやすいのは感情の急激な変化です。
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