気管支喘息 その12
気管支喘息の分類と治療
気管支喘息は二つに分けることが重要
気管支喘息は、病因の力が強いために起こる、急性の「実」の喘息と、正常な内臓の働きが失われるために起こる、慢性の「虚」の喘息に分けることができます。
それぞれの喘息は、さらに熱性の症状を示すものと、寒性を示すものとに分けられます。
実の気管支喘息は、肺を中心に起こるので、治療も肺が中心となります。
これに対して、虚の気管支喘息は、腎や脾胃の働きが失われるために肺に影響が及んで発作が起こります。
したがって、腎を中心に肺を同時に治療し、寛解期には腎や脾胃の働きを回復する必要があります。
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