気管支喘息 その16
- kampo shinsendo
- 2024年9月25日
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気管支喘息 その16
発作がおさまったら内臓の働きを補う
気管支喘息の発作がおさまったら、病因となった飲や痰を除くとともに、衰えたり失われた内臓の正常な働き(気・血・陰・陽)を補います。
特に肺と腎、あるいは肺と脾胃の治療が大切です。
呼吸困難で胃気を吐きにくいときは肺に、息を吸いにくいときは腎に問題があると考えます。
腎を補うには「六未丸」や「八味丸」を使います。
また、肺と脾胃の働きが失われているときは、「六君子湯」や「黄耆建中湯」、「補中益気湯」や「参苓白朮散」が基本薬となります。