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  • 執筆者の写真kampo shinsendo

気管支喘息 その2

気管支喘息 その2


気管支喘息の二大症状とメカニズム


 気管支喘息の二大症状は、呼吸困難と喘息です。


 気道が広範囲に狭窄することによって起こります。


 何らかの原因で気管支がれん縮すると、気管支の内腔が細くなります。


 また、粘液の分泌が亢進すると、たんが生じてからみやすくなります。


 炎症によって気管支の内壁がむくむので、気管支にたんがよけいにつまりやすくなり、呼吸が困難になります。


 空気を吸うよりも吐くほうが困難になり、細くなった気道と呼気が摩擦したり、たんを突き破るため、ヒューヒュー・ゼーゼーという音が起こります。


 発作は通常の可逆性であり、発作が起きていないときは無症状です。

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