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執筆者の写真kampo shinsendo

気管支喘息 その21 最終回

気管支喘息 その21


 気管支喘息は命にかかわることもある


 実の喘息も虚の喘息も、ともに呼吸困難が主症状で、呼吸を助けるため肩を上げて息をします。


 しかし、虚の喘息の中には、肩を落として息をする場合があります。


 これは、エネルギーが極度に衰弱した「大気(宗気)下陥の喘」と呼ばれ、危篤状態を示しています。


 エネルギーを補う補気剤を大量に用いる以外には、通常の喘息薬を用いてはなりません。


 へたをすると、命にかかわることもあるからです。

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