痛風 その2
【痛風発作の仕組みと特徴】
①関節に結晶がたまる…血液中に溶け切れなくなった尿酸がたまると、結晶化し関節の表面にたまります。
②はがれ落ちた結晶を白血球が取り込む…何らかのきっかけで関節液内に結晶がはがれ落ちます。
すると体は「異物がある」と信号を出し、そのサインを受けた白血球が集まってきて、結晶を処理しようとします。
③白血球から炎症性の物質が放出される…結晶を取り込んだ白血球は、炎症を起こす物質を放出するため、関節に炎症が起こり、腫れや痛みといった症状が現れます。
痛風発作は、突然に始まり、最初の1日で痛みは最高潮に達します。
その後、痛風は徐々に鎮まり、1週間~10日後にはけろりと治まってしまいます。
足の親指の付け根が痛みやすいという特徴もあります。
Comments