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執筆者の写真kampo shinsendo

目のかゆみ その2

臓器とのかかわり



中医学には、からだの部分は五臓のいずれかと深い関連性があるという考え方があります。



の場合、最もかかわりが深いのはです。



もう少し細かくみると、眼球結膜(白目)眼瞼結膜角膜目頭目尻ということになります。



このうち、かゆみが現れやすい部位と関係する肺・脾、目全体をつかさどるの三つの臓器が、目のかゆみを治療するうえで最も重要な臓器です。



また、邪との関係をみても、肺・脾・肝とのかかわりが深いことがわかります。



まず、防衛力をつかさどるに問題があると(バリア不足)、風邪を受け入れやすくなります。



熱邪火邪の余分な熱の影響で侵入しやすく、湿邪脾胃の消化吸収力が低下したために発生することが多いとされています。

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