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執筆者の写真kampo shinsendo

相談しにくい夜尿症 その6

今回は夜尿症の最終回。



時々起こる夜尿症で、尿の色が濃く、のどが乾きやすい場合。



これは湿熱による膀胱の機能失調と考えます。



ストレスや、あぶらっこいものの食べすぎなどで生まれた湿熱が肝や脾胃を傷つけると、膀胱に影響がおよぶことがあります。



性格的に短気で、かんしゃくを起こしやすい子どもによく見られる病態です。



ほかに、のどが渇く、尿の色が濃い、よく下痢をするといった症状をともなうこともあります。



熱の症状が強く、すぐにイライラするなど、かんしゃくを起こしやすいような場合は、『龍胆寫肝湯』がよいでしょう。



このようなタイプの人には、あっさりした和食中心の食生活に切り替えたり、ストレスのもとを取り除くなど、生活環境を改善することも大切です。



<夜尿症おわり>

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