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執筆者の写真kampo shinsendo

耳鳴り その5

「耳鳴り」の中医学の考え方



耳は、すべての内臓とつながっている その1



 耳や目などの感覚器官は、それぞれ五臓の機能と密接に関係し、耳は腎と最も関連が深いと考えられています。



また、骨や髄は精からつくられ、髄が集まって脳ができるという考えから、感覚器とつながる脳も、腎と密接に関係しているといえます。



 一方、全身には、基本物質の道路網である「経絡」が無数にはりめぐらされています。



「経」は太いもので、細いものが「絡」です。



最も太い十二の経を「十二経脈」といい、それぞれひとつの臓や腑と直接つながっています。

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