「耳鳴り」の中医学の考え方
耳は、すべての内臓とつながっている その1
耳や目などの感覚器官は、それぞれ五臓の機能と密接に関係し、耳は腎と最も関連が深いと考えられています。
また、骨や髄は精からつくられ、髄が集まって脳ができるという考えから、感覚器とつながる脳も、腎と密接に関係しているといえます。
一方、全身には、基本物質の道路網である「経絡」が無数にはりめぐらされています。
「経」は太いもので、細いものが「絡」です。
最も太い十二の経を「十二経脈」といい、それぞれひとつの臓や腑と直接つながっています。
Comments