「耳鳴り」の中医学の考え方
耳は、すべての内臓とつながっている その3
経脈をふさいで実の耳鳴りを引き起こす主な病因物質は「風」「火」「痰」「血瘀」です。
風は外から侵入することが多く、そのほかの病因物質の多くは、体内で生まれます。
一方、栄養不足による虚の耳鳴りの原因となるものには「腎陰虚」や「腎陽虚」といった腎の病変のほか、ほかの内臓に影響して起こる「肝腎陰虚」や「脾胃気虚」「気血両虚」などがあります。
腎がおとろえる原因には、虚弱体質や老化、慢性病による基本物質の消耗、過労、飲食の不節、過度のセックスなどがあり、これらによって精が不足することが耳鳴りにつながります。
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