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  • 執筆者の写真kampo shinsendo

胃のつかえ その2

胃のつかえ その2



さまざまな原因で消化吸収力が衰え胃のつかえが起こる



 胃のつかえの原因となるのは、「食滞」をはじめ「湿・飲・痰」「肝鬱気滞」「胃熱」「脾胃虚弱」です。 


 中医学では、発病因子によって症状が起こることを「実」といいます。



 また、体を構成する基本物質(気・血・津液・精)、生理機能および抵抗力が低下(正気)の虚弱(正虚)によって滋養が不足し、生理機能や抵抗力が低下するために内臓などの機能が失調して症状が起こることを「虚」といいます。



 食滞と湿・飲・痰、肝鬱気滞、胃熱によって起こる胃のつかえは実、脾胃虚弱によって起こる胃のつかえは虚に分けることができます。


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