top of page
執筆者の写真kampo shinsendo

胃の痛み その13

胃の痛み その13



【胃潰瘍の予防と注意信号】



痛みはからだが発する重要な信号



 胃は感情や情緒の影響を受けやすいため、心配ごとがあるだけでつかえたり痛んだりします。



 逆に胃潰瘍を患っている人でも、うれしいことがあると痛みを忘れることもあるのです。



 そのため、痛みの有無だけで胃腸病の診断をすることはできませんが、からだが発する重要な信号であることは確かです。



 痛みがあるということは機能が停滞している証拠ですから、放置しておくと重大な病気につながりかねません。

最新記事

すべて表示

胃の痛み その1

胃の痛み その1 胃の痛みのメカニズム からだの中の「気」が停滞すると痛みが起こる   中医学では、気体や液体に転化しながら体内のあらゆるところに栄養を運んでいる「気」が滞ると、痛みが起こると考えています。  そのため、胃の痛みに関する治療も「通じさせる」ことがポイントにな...

胃の痛み その2

胃の痛み その2   急に起こる痛みと緩やかに起こる痛み    腹部に痛みがある場合、現代医学ではまず検査によって病変が起こっている部位を突き止めるのに対し、中医学では①緩・急 ②寒・熱 ③虚・実という痛みの程度や性質を参考に、病気のタイプを見極めていきます。...

胃の痛み その3

胃の痛み その3 寒いタイプの痛みと熱いタイプの痛み   胃の痛みが、寒いタイプか熱いタイプかを見極めることは非常に大切です。  判断を誤ると、寒いタイプの痛みに熱を取り除く薬を与えたりして、病状を悪化させることになりかねないからです。  ...

Comments


bottom of page