胸の痛みのメカニズム その2
なお、高熱が続いたり、膿のような痰がたくさん出て、場合によっては喀血することもある肺の化膿性炎症による胸痺については、今回はふれません。
心の病変で起こる胸痺は、心を通る血管(血脈)内の血液の流れがなんらかの原因で停滞したり、心の活動に必要な滋養(気・血・津液・精)が不足し、全身の血液の循環をコントロールする心の活動がおとろえるために起こります。
その原因となるのは、ストレスや飲食の不摂生・加齢・慢性病などさまざまです。
しかも、病変が進むと命にかかわることもあるので、適切な診断を行って、早めに治療することが大切です。
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