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執筆者の写真kampo shinsendo

腎の働きと病気 その4

腎の働きと病気 その4



水と火がバランスを保ちながら働いている



 こうした働きをもつ腎は、水(腎陰)と火(腎陽)からなります。



 腎陰は、精を含む水液です。腎陽は腎陰が正常に働くための原動力で、人間が生きていくためになくてはならないものです。



 腎陰、特に精を温め、からだのあらゆる器官や組織を養うとともに、次代を繁殖するのが腎陽です。



 陰と陽がペアになって互いに依存しあい、発展しあって初めて、腎が正常に機能するのです。


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