top of page
  • 執筆者の写真kampo shinsendo

腎の働きと病気 その5

腎の働きと病気 その5



男性は8年周期 女性は7年周期で「エイジング」が起こる



 腎は生命活動そのものにかかわる臓器です。



 そのため、腎に問題が起こると、子供の場合は成長・発育の遅れ、成人の場合は老化という形で症状が現れます。



 中医学では、男性は8年、女性は7年ごとにからだが変化すると考えます。



 最も健康な状態にあるのは、男性なら24歳から32歳まで、女性なら21歳から28歳までです。



 これらを過ぎるころから老化が始まるといえます。



 このような自然現象としての老化は避けることができませんが、若いうちから現れる「老化現象」は、節制した生活を送ることによって、ある程度防ぐことができます。



 というのも、腎を患う原因には、食生活や性生活の不節制によるものが多いからです。

最新記事

すべて表示

腎の働きと病気 その1

「腎」の働きと病気  目のかすみや尿失禁、生殖機能の低下……。このような「老化現象」が、若い人に突然起こることがあります。 中医学では、老化現象や子供の発育不全は「腎」という臓器に問題があるために起こると考えています。 そこで今回は、「腎」の働きと病気の治療法について考えて...

腎の働きと病気 その2

腎の働きと病気 その2 生命エネルギーのもとが蓄えられている  さらに、中医学では、「腎」には「精」を蓄える「蔵精」の働きがあると考えています。  「精」とは、私たちが先天的にもっている生命エネルギーの基本となる物質です。...

腎の働きと病気 その3

腎の働きと病気 その3 中枢神経や骨をつくる  腎精のもつ成長・発育の働きは、骨格を充実させ、「髄」をつくります。  髄には脊髄と骨髄、脳髄があります。  「脳は髄の集まるところであり、髄は精の通り道である」と言われるように、中枢神経の中心である脳の働きは、腎と密接な関係に...

댓글


bottom of page