腎の働きと病気 その7
腎の水液が不足すると腰のだるさや痛み、生殖機能の異常が起こる
精を含んだ腎の水液が不足すると、まず腰や足がだるくなったり、痛んだりします。
また、耳鳴りや目のかすみといった症状が見られることもあります。
さらに、男性は性欲が亢進するため勃起しやすくなり、女性は不正性器出血や経血量の増加、頻発月経、無月経といった、生殖機能に関連する症状が現れるようになります。
これらは、腎の水液の不足によって、相対的に「肝」の機能が亢進したために起こる症状です。
また、水液をコトロールできなくなるため、トイレが近くなったり、尿が漏れるようになりますが、水液が不足しているために尿の量は少なく、色も濃いのが特徴です。
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