腰痛 その14
腰痛のメカニズム――中医学の考え方
腰はからだの働きの中心となる
腰はからだのすべての運動の支点となる重要な部位です。
そのため、腰に少しでも異常を感じると、うまく運動ができなくなります。
中医学ではからだを五つの臓器(肝・心・脾・肺・腎)と結びつけて考えますが、腰はこれらすべてに関係が深いといわれている重要な部位です。
「腰は腎の府」といわれるように、腰は、特に腎や膀胱と密接に関係しています。
加齢による腰痛はもちろん、「ギックリ腰」や若い人の腰痛にも、必ず腎が関係しているのです。
腎の働きに異常があれば、必ず腰に症状が現れるといえます。
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