腰痛 その16
内因と外因がからんで腰痛が起こる
エネルギーである気は、体じゅうに張りめぐらされた「通路」を流れています。
この通路が何らかの原因でふさがれると、エネルギーが滞り、その部位で痛みが起こるのです。
エネルギーが滞る原因には、外因と内因があります。
中医学の考え方では六つの外因がありますが、特に外因となりやすいのは湿気や寒冷、熱です。
内因には脾の働きが落ちて生まれる水(湿)や、腎の働きが衰えるためにできる冷たい水(寒室)、肝の働きが滞るために生まれる熱(虚熱)があります。
さらに、肝の働きが落ちてエネルギーや血液が滞るために生まれる病理産物もあります。
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