腰痛 その22
血液の不足と滞りは「疎経活血湯」で予防する
肝の働きが落ちて血液の成分が不足している場合、水分や湿気などの外因が加わると、エネルギーや血液のめぐりが悪くなり、やがて血液が滞るようになります。
この場合の腰痛は、夜に痛みが強くなるという傾向があり、手足がときどきほてる、のどが乾きやすいなど、やや熱性の症状をともないます。
腰のあたりが熱を帯び、尿が濃くなり、舌苔は黄色くベタッとなります。
脈が軟らかく脈拍数が多くなるのも特徴です。
こういう人は、ふだんから「疎経活血湯」などで肝の血液を補い、働きを高めておくことが大切です。
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