腰痛 その25
「生命活動の源」が衰えると重だるい慢性の腰痛が起こる
いつも腰が重だるいのは、お年寄りによくみられる症状です。
これは、腎そのものが衰えていることを表します。
しかし、若い人でも、精神的・肉体的な過労、性生活や食生活の不節制などが続くと、腎が一時的に衰えて、重だるい腰痛が起こることがあります。
このようなケースでは、冷えをともなう場合には「右帰飲」、口やのどが少し乾くといった軽い熱症状をともなう場合には「六味丸」や「知柏地黄丸」「大補陰丸」「左帰飲」を使います。
しかし、休養をしっかりとり、規則正しい食生活を送ることが何よりも大切です。