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執筆者の写真kampo shinsendo

腰痛 その3

【急性の腰痛】



【閃痛】



筋肉の緊張やねじれによって気血の不通を起こした病態で、過労や疲労・虚弱体質・老化などが根本にあります。



いわゆる「ぎっくり腰」であり、重いものを持ち上げようとしたり、ちょっとした体位変換によって、突然腰痛が発生します。



症状は、なにかの動作によって突然腰痛が生じ、腰を動かすことができず、甚だしければ動くことも立つことも出来ず、動作・咳・くしゃみなどで激しい疼痛が引き起こされ、局部に強い圧痛を感じることが多くなります。



治法は、経絡中の気血をめぐらせ通利することによって疼痛を止める《行気活血・止痛》をおこないます。



処方は、疎経活血湯・四逆散合当帰芍薬散がいいでしょう。

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