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執筆者の写真kampo shinsendo

腰痛 その7

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【慢性の腰痛】その4



【血瘀】



肝気の鬱滞・寒湿などによる阻滞、腎虚による渋滞などが原因で、血流が停滞した病態です。



症状は、固定性の刺すような腰痛があり、運動することにより増強したり、また夜間に疼くことが多く、疼痛部に強い圧痛やしこりを認め、舌質が紫暗あるいは瘀点や瘀班をともないます。



治法は、血流を改善し流れを阻害している老廃物を除去することにより痛みを止める《活血化瘀》を行います。



処方は、桂枝茯苓丸・血府逐瘀湯など。


本来は、原因となる他の病気に対する治療法と併用すべきです。

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