【中医学からみた腹痛】
腹痛は、滋養の停滞や栄養不足によって起こる
頭痛や腰痛と同じように、中医学では、腹痛のメカニズムには二つのタイプがあると考えます。
外から侵入したりからだの中で生まれる「病邪」や「病理産物」といった病因が、からだの活動にかかせない「気」や「血」などの滋養物質の流れを滞らせると、痛みがおこります。
このようなメカニズムでおこるのは、「実」の腹痛です。
また、からだの働きがおとろえて、滋養物質が不足したり、活動力が低下するために、栄養不足の状態となる場合にも、痛みがおこります。
このようなメカニズムでおこるのは「虚」の腹痛です。
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