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執筆者の写真kampo shinsendo

腹痛 その2

【中医学からみた腹痛】 



痛みのおこりかたや部位性質などによってタイプがわかれる 



 腹痛は、急性と反復性・慢性といったおこりかた、痛む部位、症状の性質などに特徴があります。



 これらを総合して、タイプわけを行います。



 急におこる腹痛の多くは実痛です。



 一方、繰り返したり慢性的におこる腹痛の多くは虚痛です。



 へそのまわり、腹部の両側、腹部の中央、腹全体など、痛みの部位も、タイプ分けのてがかりです。



 また、熱による痛みか、冷えによる痛みかというように、腹痛の性質も大切です。

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