【くりかえしたり慢性的におこる腹痛の、診断と治療】
成人に多いストレス性の腹痛は、気の流れを回復して治す
仕事や勉強などで緊張したりストレスを受けると、からだの活動を調節する「肝」の働きが滞るため、胸の両脇や下腹部の両側を中心に、張った痛みが起こります。
この「肝気鬱滞」の腹痛は、痛みが移動し、ゲップやおならが出ると軽くなります。
イライラ・ゆううつ・食欲不振・舌に薄く白い苔がつく・弦を張ったような滑らかな脈などの症状をともないます。
治療は、気の流れをよくして肝の働きを回復し、痛みをとめる「療方調律」や「逍遥散」などで行うといいでしょう。
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