【バリア力不足が、鼻粘膜を過敏にする原因の一つ】
花粉の飛散量とはかかわりなく、年によって花粉症の症状がひどかったり、軽かったりする人がいらっしゃいます。
これは、体が外敵と戦う「バリア力」の強弱と大きな関係があります。
バリアの力が弱くなっていると、鼻やのどなどの粘膜が過敏になり、花粉にも反応しやすくなってしまうのです。
バリア力が弱くなる原因はさまざまですが、たいていの場合は、生活の不摂生が引き金になっています。
たとえば、睡眠不足や過労は、体力を消耗してバリア力の低下をまねきますし、かたよった食事や、食べすぎなどによる胃腸の不調によって、バリア力の「原料」である栄養が不足することも、原因のひとつです。
さらに、冬に何度も風邪を引き、呼吸器がダメージを受けると、鼻や目の粘膜に十分なバリアを張りめぐらせることができず、無防備な状態になってしまいます。
ですから花粉症の症状が悪化することになります。
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