【蕁麻疹】 その3
健康と病気の中医学的な考え方
蕁麻疹は生理機能と病因の勝負がつかない状態
蕁麻疹は、正気と邪気の力が拮抗して勝負がつかないため、症状が皮膚にとどまっている状態といえます。
邪気を完全に追い払うには正気の力が不足しており、しかも、からだの奥深く侵入してより重い病気を起こすほど邪気の力は強くないという状態が、蕁麻疹として現れていると考えるのです。
したがって、正気の不足が主な原因となって起こっているのか、邪気の性質が執拗すぎるために起こっているのかを見わけて治療を行わなければ、よい結果は得られません。
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