身近な病気 下痢 その4
- kampo shinsendo
- 2024年9月28日
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下痢の治療法
急性の下痢 その1
冷たい飲食物の取りすぎなどで起こる下痢など
生ものや冷菓を食べ過ぎたり、冷たいものを飲みすぎたときに起こりやすいのが、寒湿の邪による下痢です。
湿度の高い日本では、非常によくみられる病態です。
水様便に加え、吐き気、手足や全身が重くだるい、頭がすっきりしない、むくむ、寒気がする、といった症状が現れます。
この場合は、寒湿を除きながら、脾の機能を正常に戻す「藿香正気散」で治療します。
冷えの症状があまりない場合は、脾の湿を取り除く「平胃散」がよく効きます。