頭痛 その1
- kampo shinsendo
- 2024年9月28日
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頭痛 その1
【中医学からみた頭痛】
頭痛は、急性と反復性・慢性に大きく分けられる
中医学では、頭痛を急性のものと、慢性・反復性のものに大きく分けて考えます。
急性の頭痛の原因となるのは、かぜや感染症、精神的なストレスによる過度の興奮のほか、外傷や腫瘍、血管障害といった、頭の中の器質的な異常です。
かぜや感染症、ストレスなどによる頭痛は、原因となる疾病が治癒すると自然に消失してしまい、くり返したり慢性化することはありません。
ただし、突然強烈な痛みに襲われ意識がはっきりしなくなったり、慢性の痛みが急に強くなったり、頭痛が頻繁に起こるようになるときは、脳卒中や脳腫瘍といった、命にかかわる病気がひそんでいる場合があるので、医師の診断を受けるほうがいいでしょう。