頭痛 その4
【からだのおとろえに病因物質がつけ込んで起こる頭痛】
高血圧症や更年期障害にともなう頭痛は、複雑なメカニズムで起こる
精が血に変化し、血が精から生まれ、人が精をたくわえるように、肝と腎は密接な関係にあります。
このため、この状態が続くと、肝で生まれた熱が腎精を傷つけ「肝腎陰虚」が起こります。
このとき、おさえの効かなくなった肝の機能が亢進し、必要以上に上昇するので、頭の活動が乱され頭痛が起こります。
中年以降、高血圧症や更年期障害のときによく起こる頭痛です。
この頭痛は、しばしば頭の左側に起こります。
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