風邪にともなうノドの痛み その12
- kampo shinsendo
- 2024年9月24日
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風邪にともなうノドの痛み その12
腎が熱量不足に陥ると「寒」と「湿」が生まれ肺の働きを鈍くする
先天的な機能を制御する腎の熱量が不足して、からだを温める力が落ちている場合にも、のどの痛みが起こることがあります。
余った水分は熱されず、冷たい水分(寒と湿が結びついたもの)となって体内に滞ってしまい、これが肺の働きを鈍らせてしまうのです。
この場合は「苓桂朮甘湯」に「二陳湯」を加えた処方、老人の場合は「八味丸」に「甘草湯」あるいは「真武湯」を加えたものを服用するとよいでしょう。