kampo shinsendo9月24日風邪にともなうノドの痛み その12風邪にともなうノドの痛み その12腎が熱量不足に陥ると「寒」と「湿」が生まれ肺の働きを鈍くする 先天的な機能を制御する腎の熱量が不足して、からだを温める力が落ちている場合にも、のどの痛みが起こることがあります。 余った水分は熱されず、冷たい水分(寒と湿が結びついたもの)となって体内に滞ってしまい、これが肺の働きを鈍らせてしまうのです。 この場合は「苓桂朮甘湯」に「二陳湯」を加えた処方、老人の場合は「八味丸」に「甘草湯」あるいは「真武湯」を加えたものを服用するとよいでしょう。
風邪にともなうノドの痛み その12腎が熱量不足に陥ると「寒」と「湿」が生まれ肺の働きを鈍くする 先天的な機能を制御する腎の熱量が不足して、からだを温める力が落ちている場合にも、のどの痛みが起こることがあります。 余った水分は熱されず、冷たい水分(寒と湿が結びついたもの)となって体内に滞ってしまい、これが肺の働きを鈍らせてしまうのです。 この場合は「苓桂朮甘湯」に「二陳湯」を加えた処方、老人の場合は「八味丸」に「甘草湯」あるいは「真武湯」を加えたものを服用するとよいでしょう。
のどの痛み その1朝晩と涼しくなって、「朝起きたらのどが痛い」と訴える患者さんがお見えになるような季節になりました。 『のどの痛み』 は、咽頭・喉頭・扁桃などの部位を含んだ「のど」に自覚する痛みであり、発赤・腫脹・化膿などの炎症状態を呈する場合と、痛みの自覚だけの場合があります。...
のどの痛み その2【急性ののどの痛み】 【風寒】 風寒の邪が肺の門戸であるのどを侵襲し、収斂凍結の性質をもつ寒邪が絡脈を渋滞させるためにのどが痛む病態です。 少陰心腎の経絡はいずれものどに連なっており、心腎の陽気が不足している場合(虚弱体質、老人、病後)は、虚に乗じて寒邪が侵入し経絡の流れを...
のどの痛み その3【反復性・慢性ののどの痛み】 のどの痛みが何回も繰り返したり慢性的に続くのは、体の内部に原因があると考えます。 【鬱熱上炎】 体内に熱が鬱積していて、それがなんらかの外因によって熱がひき動かされて咽喉を上炎するために、のどの痛みが現れる病態です。...
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