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執筆者の写真kampo shinsendo

風邪にともなうノドの痛み その14

風邪にともなうノドの痛み その14



扁桃腺の病気と治療



 駆風解毒湯は、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)や、急性扁桃腺炎にも効果があります。



 さらに板藍茶で服用すれば、相乗効果があるでしょう。



 ただし、成長期によく見られる扁桃腺肥大は、痛みがない限り治療する必要がありません。



 やがて自然に小さくなるからです。



 また、高熱が出て、のどが真っ赤に腫れあがるといった、非常に強い症状が出る場合には、細菌性の扁桃周囲炎の疑いがあります。



 「感応丸」がよく効きますが、基本的には医師の診断を仰ぎましょう。



 応急処置としては、駆風解毒湯に「黄連解毒湯」のような清熱解毒剤を加えて服用してもよいでしょう。


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